遅延は何分から?鉄道各社がお知らせする運行情報の基準を調査<首都圏編>

      2017/11/19

通勤ラッシュ

遅れるものはしかたがない。でもどれくらい遅れているの?

 

(前回の投稿より) 山手線 遅延なう。山手線が止まった理由

 

先日、通勤時の山手線で車両の故障により運行に大幅な遅れが生じたため、遅延証明書の発行を調べることがありました。ここまでの遅延はなかなかないとしても、しょっちゅう発生する遅延。でもこれらは鉄道各社が「運行情報・運行状況のお知らせ」をサイト上、アプリで情報を公開しています。

 

ただ、日本中にはたくさんの鉄道会社があり、運行情報・運行状況をお知らせする基準については各社で設けて利用者へ情報を公開しています。私も鉄道をよく利用する乗客のひとり、そしてよく遅延に巻き込まれる乗客のひとりとして、運行情報をお知らせする基準は気になる部分であり、大幅に遅れた場合の遅延証明書を発行する基準・条件を時間に焦点を当てて調べてみました。

今回は、「鉄道各社がお知らせする運行情報の基準を調査」【首都圏編】です。

 

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■鉄道会社

①運行情報・運行状況をお知らせする基準

②遅延証明書を発行(掲載)する基準・条件 【証明書掲出期間】

 

■JR東日本

4時~翌2時の間に、JR東日本管内で30分以上の遅れが発生または見込まれる場合、「遅延」とご案内しています。なお、BRTの運行情報につきましては、長時間運転を見合わせる場合に限りお知らせいたします。

②JR東日本の対象路線で午前7時~11時の間に、概ね5分以上遅れたもの。【過去30日分

 

■東京都交通局

15分以上の遅れが発生した場合、もしくは見込まれる場合に運行情報をお知らせしております。

②「始発から10時まで」の遅延証明書は、当日の10時30分ごろ、「10時から終電まで」の遅延証明書は翌日の10時30分ごろを目安に掲載いたします。遅延証明書は遅延時間が5分以上の場合に掲載します。【掲載から35日間

 

■東京メトロ

①東京メトロ各線で列車の運行に15分以上の遅れが発生または見込まれる場合の情報を線別でお知らせしています。

②「始発~7時」「7時~8時」「8時~9時」「9時~10時」「10時~17時」「17時終電」の時間帯別に5分以上の遅延に対し、5分単位に切り上げて掲載いたします。【過去35日分

 

■京浜急行電鉄

①京急線では全線にわたり10分以上の遅れ・運転見合わせが発生または見込まれる場合に運行情報をお知らせしております。

②証明書の発行対象時間は、始発列車から24時頃までの運行時間とします。証明書は、品川~横浜間、横浜以南、空港線内の運行が5分以上遅れた場合に発行し、5分単位で切り上げて表示しています。【当日を含む7日間分

 

■東京急行電鉄

①列車の運行に15分以上の遅れ・運転見合わせが発生または見込まれる場合に運行情報をお知らせしております。

②当証明書の発行対象時間は、始発列車から24時頃までといたします。また、5分以上の遅れが発生した場合に発行し、表示いたします。【発生日を含め1ヶ月間

 

■小田急電鉄

10分以上の遅れが発生した場合、もしくは見込まれる場合には、小田急線の運行情報をお知らせします。

②当証明書の発行対象時間は、初電から0時頃(24時頃)までの運行時間といたします。当証明書は、小田急線の運行が5分以上遅れた場合に発行いたします。【当日から7日間

 

■京王電鉄

①列車におおむね15分以上の遅れが発生した場合もしくは予想される場合に、お知らせしております。

②この証明書は始発列車から24時頃までに運行している列車の遅延時間を証明するものです。当社線に5分以上の遅延時間が発生した場合に発行し、5分単位に切り上げて表示します。【当日を含む8日間分の情報】

 

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■西武鉄道

①西武鉄道では、列車の運行に15分以上の遅れが発生、または見込まれる場合に運行情報をお知らせしております。

②当証明書の発行対象時間は、始発電車から24時頃までの運行時間といたします。当証明書は、西武線の運行が5分以上遅れた場合に10分単位に切り上げて発行いたします。【当日から35日間

 

■東武鉄道

①列車の運行に30分以上の遅れが発生または、見込まれる場合の情報を種別・線別で運行情報をお知らせします。

②当証明書は、始発から午前10時と午前10時から午前0時頃までの時間帯別に発行いたします。当証明書は、5分以上の遅れが発生した場合に発行し、10分単位に切り上げて発行いたします。【当日から30日間

 

■京成電鉄

①京成線で列車の運行に30分以上の遅れが発生または見込まれる場合の情報をお知らせしています。

②当証明書は始発列車から24時頃までに運行している列車の遅延時間を証明するものです。当証明書は当社線に5分以上の遅延時間が発生した場合に発行し、5分単位に切り上げて掲出します。【当日を含む35日間分

 

■東京臨海高速鉄道

①運転時間に30分以上の遅れが発生した場合もしくは見込まれる場合。JR埼京線との直通運転を中止してりんかい線内(大崎~新木場間)で折り返し運転を行っている場合。運転を中止している場合。

②「始発から9時」「9時から終電」の時間帯別に遅延時間を掲載いたします。5分以上の遅延に対し、10分単位に切り上げて掲載いたします。【過去30日間分

 

■つくばエクスプレス

①列車の運行に10分以上の遅れが発生または、見込まれる場合に運行情報をお知らせしております。

②当証明書は、当社線の初電から24時頃までに運行している列車の遅延時間を証明するものです。当証明書は、当社線に5分以上の遅延時間が発生した場合に発行し、5分単位に切り上げて掲出いたします。【当日を含む7日分

 

■東京モノレール

4:00~翌2:00までの間、東京モノレールで30分以上の遅延が見込まれる場合、または発生した場合に運行情報をお知らせします。

不明

 

■ゆりかもめ

①おおむね15分以上の遅れが発生した場合、もしくは見込まれる場合に運行情報をお知らせします。

②当証明書の発行対象時間は、始発から24時ごろまでといたします。当証明書は、ゆりかもめの運行が10分以上遅れた場合に10分単位で発行いたします。【当日から7日間

 

調べてみてビックリです。ここまで各社で異なる基準でお知らせを出しているとは思いませんでした。運行情報のお知らせは、10分、15分、30分以上と各社でさまざまです。遅延証明書は5分以上が多いですね。東京モノレールはサイト上をどれだけ探してもありませんでした。

本数が多い首都圏の鉄道ではこのような調査結果になりましたが、「本数が少ない鉄道会社では?」「電車とモノレールなどの運行車両で違いは?」「地域性もあるのか?」など、いろんな鉄道会社を調査することでなにか傾向が見つかるかもしれません。自分でもおもしろい調査結果を期待します!

 

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(次回の投稿)

遅延は何分から?鉄道各社がお知らせする運行情報の基準を調査<関東私鉄編>

 

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