きっぷと切符の違いは?カタカナのキップもある!

      2017/11/19

きっぷ

便利なSuicaなどのICカードが普及して最近はすっかり券売機できっぷを買うことが少なくなりました。帰省するときに新幹線のきっぷを発券するときぐらいしか手にすることがなくなりました。数年後に娘が小学校に入ってから子ども料金のきっぷを買うころになるまでは頻繁に手にすることはなさそうです。

私のようにきっぷを手にする機会が減った人はたくさんいると思います。とはいえ、きっぷはまだまだたくさん使われています。きっぷは乗車券だけでなく、いろんな種類があるからです。

 

鉄道会社が発行するきっぷにはたくさんの種類があります。きっぷには乗車券、特急券、急行券、グリーン券、寝台券、指定席券、指定席券などの一般的なものから、鉄道各社独自のお得なきっぷのようなオリジナルのきっぷまであります。

 

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ここで気になることがひとつ。

 

鉄道会社が発券する「きっぷ」はなぜひらがななのか?「きっぷ」と「切符」の違いは?

■「きっぷ」はひらがなで表記

私たちが購入するきっぷは漢字の「切符」ではなくてひらがなの「きっぷ」です。駅構内の「きっぷうりば」もひらがなで表記されています。”うりば”までひらがなです。

なぜ「きっぷ」はひらがななのでしょうか?乗客は子どももいるのでひらがなの方が分かりやすいからなのでしょうか?

 

wikipediaで調べてもひらがなと漢字の違いは分かりません。

切符 <wikipedia>

 

■そもそも切符とはどういうもの?

切符を簡単に言うと、「サービスに対して、お金を先に払っていることの証拠の券」のことです。そして、切符の種類として、鉄道の乗車券や特別車室券があります。

 

ということは、電車に乗るために、指定席に座るために、お金を先に支払って発行された券はすべて「切符」ということになります。

 

■旅客営業制度上、「きっぷ」と「切符」は別物

まとめると次のようになります。

◇ひらがなの「きっぷ」・・・乗車券、特急券、急行券、グリーン券、寝台券、指定席券、指定席券など、いわゆる「乗車券類」と言われるもの。

◇漢字の「切符」・・・大きな荷物やペットなどを持ち込むために購入する「乗車券類以外の切符」(有料の手回り品)

 

鉄道各社では、旅客営業制度にそって明確に使い分けていますが、一般の利用者には分かりづらいということで、これらをまとめてひらがなの「きっぷ」として扱うようになりました。

 

 

カタカナの「キップ」もある!

ひらがなと漢字の違いは分かりましたが、調べているとカタカナのキップまで出てきました。

 

◇つくばエクスプレス「筑波山あるキップ」 <公式:つくばエクスプレス

◇会津鉄道「お得キップ」 <公式:会津鉄道

◇山形鉄道「回数券・お得キップなど」 <公式:山形鉄道

◇平成筑豊鉄道「1日フリーきっぷ(ちくまるキップ)」 <公式:へいちくネット

 

でもこれらは鉄道各社が発行するオリジナルのきっぷで商品名としてカタカナで名付けられていました。

 

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きっぷは紙だけじゃない!

信楽焼

■変わり種の限定きっぷ

きっぷも希少価値があると高値で取引されます。そのほとんどが記念きっぷなどの発券数が限られた限定きっぷです。

その限定きっぷには、紙のきっぷではなくていろんな素材でつくられた変わり種のきっぷがあります。面白い形にも注目です!

◆素材が変わり種

◇ヒノキ木材 (土佐くろしお鉄道)

◇昆布 (銚子電鉄)

◇レコード (長野電鉄)

◇信楽焼 (信楽高原鉄道) ※形はたぬきの置物ではありません。

◇備前焼 (岡山電気軌道)

◇庵治石 (高松琴平電気鉄道)

◆形も変わり種

◇釣鐘と絵馬 (紀州鉄道)

◇日本一長〜いきっぷ (富士急行線)

◇たまごっち (京浜急行電鉄)

◇文鎮 (京都市営地下鉄)

◇けいおん!!の楽器 (叡山電鉄)

 

【鉄道ファン必見】激レアの変わり種「記念乗車券・切符」まとめ <参考:NAVERまとめ

 

 

これらのような価値があるきっぷは時間が経っても重宝され、鉄道ファン、きっぷ収集家の中で大事にされることでしょう。では、改札機に吸い込まれたきっぷ、回収されたきっぷはどうなるのでしょうか?

 

きっぷが駅のベンチに?

もちろん紙のきっぷです。大半の鉄道会社では使用済みきっぷは主に次の用途にリサイクルしています。

◇トイレットペーパー

駅のベンチ

◇駅の分別BOX

◇ポスターのボード

 

大阪市営地下鉄の使用済みきっぷは下の図のようにリサイクルされます。

リサイクル

<参考:大阪市交通局

 

きっぷが駅のベンチに?と思う人が多いと思われますが、コレ本当です。

ベンチの座席の部分に使用済みきっぷがリサイクルされて利用されています。名古屋鉄道で使用されている駅のベンチは、顔を近づけてよーく見ると細かく粉砕されたきっぷが使われていることが分かります。

 

使用済みきっぷはこのように私たちの身の回りに形を変えてリサイクルされることが多いのですが、もっといろんな用途にリサイクルできないか研究されています。そして実用化もされています。

 

山陽電鉄では冷蔵庫、車、部屋の消臭剤として使える「切符炭(きっぷたん)」にリサイクルしています。切符炭は木炭よりも脱臭効果が高く効果も長持ちするそうで、使用後も地中に埋めて土壌改良剤として地下水の浄化にも役立てるとしています。

 

 

「きっぷ」は形は小さいけれど、購入する前から、そして新しい形になっても気になることが多い不思議な存在ですね。

 

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